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2021年4月1日

4月のご挨拶

コロナのワクチン接種も始まり、ほんの少しですが終息への希望が抱けるようになった3月。
東日本大震災から今年で10年目という節目で、未だに解決していない現地の問題を提起するニュースを見る事が多かった月でもありました。
私たちが経験したのは阪神大震災ですが、これが契機になった正の遺産もあったそうで。

  1. ボランティア元年といわれ、市民活動でのボランティアが定着したこと
  2. 高度な救出救助能力を有する消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)が設置されたこと
  3. カセットコンロのボンベの規格統一や、水道の湯水混合水栓のレバー、「上げ止め式」が、水道水が出しっぱなしになるという事例が多発したため、「下げ止め式」が普及したこと
  4. 地震保険が普及したこと

といった事が挙げられるそうです。
(阪神大震災直後の防犯面でも混乱した当時でさえ、被災した住民は略奪や破壊ではなく、半壊のコンビニや稼働していた自販機で、独占的な買占めを自重し、順序良く静かに並んで買い物をしている映像を見て感動した事を思い出しました)
民間のスピーディでパワフルなアイデアは、いつも私たちに元気を与えてくれます。

桜の花も例年よりはるかに早く満開になったこの春。
九州新幹線の全線開通10年を記念し、JR九州が3月14日午後6時35分、「流れ星新幹線」を特別運行したのをご覧になりましたでしょうか。乗客無しで鹿児島中央を出発し、車内にLED照明を積み込み、6両編成の新幹線窓から虹色の光を放つ仕掛けや音楽で、河川敷など見晴らしの良い区間では一時減速しながら博多へ向かいました。ビューイングイベントが開かれた公園前で、一時停車した新幹線の車窓からは、音楽に合わせてサーチライトで、そして最後には夜空に花火も打ち上げられた演出は圧巻で感動的でした。(東日本大震災により、TVCMのオンエアが随分遅れる事になった10年前のJR九州の全線開業の映像と併せて是非ネットで動画をご覧ください、元気がでます)

第四波と言われ、東京よりも大阪の感染者が多くなった昨今ですが、私たちは今まで以上に感染拡大防止対策をとりながら、一生懸命施工させていただく所存です。
今後とも変わらぬ引き続きお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

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